自転車利用時、ヘルメット着用していますか?

ヘルメット

事務局のHです。

道路交通法の一部改正により、令和5年4月1日から、すべての自転車利用者のヘルメット着用が努力義務となりました。

福岡県の平成30年から令和4年までの累計データを見ると、自転車の事故で亡くなられた方の約6割は頭部に損傷を負っていることが分かります。

また、同じ期間のヘルメットを着用しているときの致死率と、着用していないときの致死率を比較すると、着用していないときのほうが約4倍高くなっていることが分かります。

私が通勤時にすれ違う自転車利用者の方を見ていても、ヘルメットを着用している方は少なく、着用の努力義務が浸透していないように感じます。

改正道交法の施行前、2023年の2~3月に警察庁が13都府県で行った自転車に乗る人のヘルメット着用率調査において、平均着用率は4.0%。福岡県はワースト4位以内にランクインし、2.8%という結果が出ています。

交通事故に遭わないことが一番ですが、自分は注意していても事故に遭う可能性があります。

万が一のときに備え、自転車利用時の交通事故の被害を軽減するためには、頭部を守ることが重要です

買物や通勤・通学等、日常生活で自転車を利用するときはヘルメットを着用するようにしましょう。

また、着用するヘルメットも、SGマークなどの安全性を示すマークの付いたものなのか、顎紐があるか、また、確実に顎紐を締める事ができているかを確認し、正しい着用が出来ているか気をつけましょう。

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