実は様々なところで活躍しています!

日差しが柔らかくなり、木々も次第に色付き、春の到来を感じられる季節になってきましたね。

待ちわびていた春へのわくわく感に比例して、増加してくるのが花粉症の辛さです。

毎年、この時期になると目の腫れや鼻詰まり、さらには鼻詰まりによる熱っぽさやだるさにしばしば襲われてしまいます。


スギ花粉イメージ

毎年、春先になるとニュースで騒がれるように、杉花粉の飛散量は年々増えてきています。

その原因は戦時中や戦後の木材の需要増加に伴い、はげ山になってしまった場所へ、緑化運動などの目的で杉をたくさん植樹し、その時に植えられた杉が花粉を飛ばせるまでに成長したからだと言われています。

また、杉花粉の飛散量は年ごとに変動しており、前年夏の降雨量や日照時間などが影響を与えており、夏の降水量が少なく、日照時間が長いほど、翌年春の花粉の飛散量が増えるそうです。

花粉という悪い面ばかり語られがちな杉ですが、実は良い面もたくさん持ち合わせています。

杉林を見てみると一目瞭然ですが、杉はまっすぐに育ちます。

そのため加工しやすく、多くの建物や家具などに用いられています。

また、地面に深く根を張るため、山肌をしっかり掴み、土砂崩れなどの災害を防いでくれます。

さらに、炭素吸収量はヒノキやブナ、クヌギなどに比べかなり多いため、実はとても環境に良い樹種であると言えます。

このように、杉は多くの人から嫌われている反面、実は様々なところで活躍していることがわかります。

これからは、花粉症の症状が出るたびに、そんな杉について思いを馳せてはいかがでしょうか。

考えるだけで目が痒くなってきますね。

事務局のWでした。

参考文献

  • 林野庁“森林・林業とスギ・ヒノキ花粉に関するQ&A”:https://www.rinya.maff.go.jp/j/sin_riyou/kafun/qanda.html(参照:2023/2/1)
  • 森林・林業学習館“樹種別・林年別炭素吸収量”: https://www.shinrin-ringyou.com/ondanka_boushi/tanso_kyusyu.php(参照:2023/2/1)

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